2月9日から5日間で開催される「三国巧者決定戦」は地区選の裏ということもありA1レーサーこそ少ないが、SGタイトルホルダーや観客を沸かせるレーサーがそろって見応えあるシリーズとなりそう。タイトルにもなっている三国巧者の条件はA級が過去3年の三国通算勝率が5.00以上。B1級は三国通算勝率が5.00以上か2連率が25.0%以上の選手から構成される。
A1級は3人と少ないが、当地参戦機会が多い準地元の田中和也がシリーズを引っ張る存在。優勝という結果にこそあと一歩が届いていないが、それ相応の活躍は毎回見せている。大崩れのない白水勝也は前回機力厳しくFも切ってしまったが汚名返上の走りを見せる。前田篤哉は、弟の前田滉が1月末のシリーズに当地あっせんありで、しっかり情報収集してくるだろう。
出走回数不足によりA2級となった重野哲之は12月からレース復帰。復帰1戦目でいきなり優出とレースに不安はなく、実力者だけに優勝も十分ある。地元期待は何といってもまくり一撃が期待される下出卓矢。バランス型も多いが、やはり伸び型に期待してしまう。江本真治は前回当地で優勝を飾っている。