レース展望
三国巧者決定戦
- 7/9火
- 10水
- 11木
- 12金
- 13土
地元の武田光史が強力遠征勢を迎え撃つ!
三国では新級別となって1節目のシリーズ、「三国巧者決定戦」が、7月9日から5日間で開催される。タイトルにもなっている三国巧者の条件はA級が過去3年の三国通算勝率が5.00以上。B1級は三国通算勝率が5.00以上か2連率が25.0%以上の選手から構成される。V候補として挙げるのは、福井支部の雄、武田光史。12Vの地元水面が武田にとって大きなアドバンテージとなる。前回のGW戦では途中帰郷と不完全燃焼に終わっただけに、約2年ぶりとなる地元優勝を勝ち取りファンの期待に応える。その優勝に立ちはだかるのは強敵ぞろいの遠征勢。SG優勝4回のボート界のレジェンド、服部幸男は今年のオールスターに6年ぶりの出場。まだまだ底力を感じさせる服部の走りから今シリーズも目が離せない。東京支部のエース格、中野次郎も近況は目立つ成績こそないが、2013年後期からA1級をキープする安定した強さでV争いに加わる。準地元の小野達哉にとって当地は初優勝のメモリアル水面。今年は6優出2優勝の活躍を見せておりリズムは良好。ほかにもG1優勝経験のある村松修二もV戦線を盛り上げる存在となりそう。
SERIES LEADERS
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服部幸男
A1/3422/静岡
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武田光史
A1/3654/福井
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原田篤志
A1/4064/山口
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中野次郎
A1/4075/東京
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小野達哉
A1/4653/大阪
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村松修二
A1/4816/広島
PICK UP RACER
服部幸男が熟練のハンドルさばきでシリーズをけん引する!
服部幸男
A1/3422/静岡
今回ピックアップするのは静岡支部、第64期の服部幸男。父親はG1を3回制した名レーサー、服部正彦。その影響もあり幼少期には父と同じボートレーサーになることを志した。養成所時代には「落水王」と呼ばれながらも、卒業時には同期の中でトップとなる勝率を残した服部。デビュー後も1992年の第39回ボートレースダービーで現在のSG史上最年少記録となる21歳9カ月で優勝を果たすと、1997年には第12回グランプリで進入6コースからまくり差しを決めて優勝を飾っている。これまでにSG優勝4回、G1優勝21回の輝かしい成績を残し、2017年に全24場制覇、2022年に通算100優勝、2023年には通算2500勝と数々の大記録を達成している。成績以外にも、ライバルと認めている1期上の今垣光太郎や同期の松井繁らとともに、これまでのボート界を盛り上げ、けん引してきた1人であり、6年ぶりに出場した今年のオールスターで松井と組まれたレースが話題となったことは記憶に新しい。ベテランとなった今でもファンを楽しませ続ける服部の走りから今シリーズも目が離せない。
全国過去3節成績
開催期間 競走タイトル | |
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ボートレース場 | 節間成績 |
2024/06/01~2024/06/06 レノファ山口カップ | |
徳 山 | 36222143312 |
2024/05/21~2024/05/26 SG第51回ボートレースオールスター | |
多摩川 | 164241564 |
2024/05/05~2024/05/10 日本モーターボート選手会長杯争奪戦 | |
福 岡 | 121444212[3] |
三国過去3節成績
開催期間 競走タイトル |
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節間成績 |
2024/03/13~2024/03/17 SODA杯 |
5413521623 |
2022/10/26~2022/10/31 BOATBoyCUP |
1211133221[4] |
2022/06/11~2022/06/16 GⅢスズキ・カープラザカップ |
11521543514 |
※[赤字]は優勝戦
2024/07/08 現在のデータ