三国では、男女混合戦となる「けーぶるちゃん。杯」が4月14日から開催される。来期適用審査期間も佳境を迎えるこの時期とあって、レーサーたちのより気迫のこもった熱いレースが期待できそうだ。そんなシリーズの注目は、SG3冠の辻栄蔵。今年は新年早々、地元宮島の正月レースを制すると、2月の大村G2特別戦でも準優勝と気配は上々。三国はこれまで1Vのみだが、昨年の71周年を含むG1優出3回の実績水面で相性は悪くない。2011年以来となる久々の当地Vへ照準を合わせる。対抗枠には、辻に続く来期適用勝率（3月25日時点）をマークしている2人、伊藤将吉と塩田北斗を挙げたい。伊藤は今年に入って5優出1Vの活躍を見せており、今節の遠征勢では最多タイとなる当地2Vの実績と好相性。塩田も今節の中で唯一の今期適用7点勝率をマークしており、前記のとおり、近況もその好調さを維持となれば三国初Vにも期待がかかる。ほかにも、当地V歴のある森定晃史も直近の3月桐生で優勝を飾っており好リズムで参戦となる。そして地元からは石田政吾、川原正明、前出達吉の3人が登場する。