レース展望

来年4月にボートレース桐生で開催されるPG1マスターズチャンピオンの優先出場権をかけ、「G3マスターズリーグ第6戦三国レジェンドカップ」が10月1日から三国で開催される。満45歳以上の選手のみに出場資格が与えられ、技術熟したレジェンドたちが巧みなさばきで熱き戦いを繰り広げる。
V候補筆頭は、やはり地元の総大将今垣光太郎だ。夏場から下関・津で優勝を飾り、調子は上向きとなっている。三国開催は8月しぶき賞・9月G2モーターボート大賞に続き3カ月連続での地元出走となればモーター調整は難なく仕上げてくるだろう。走り慣れた水面、熟練のさばきでファンを魅了してくれるに違いない。
進入から目が離せないのがマスターズリーグ。そのコース取りから沸かせてくれるのが江口晃生だ。三国通算勝率は6.86、2年前の三国レジェンドカップでは優出2着と好相性。来年の地元桐生開催となるPG1マスターズチャンピオンの優先権を何が何でも確保したいところ。今節は気合の入った走りを見せてくれるだろう。
そのほか、地元からは石田政吾、寺嶋雄、表憲一、小西英輝が地の利を生かして遠征陣を迎え撃つ。熱いシリーズとなりそうだ。