レース展望

夏の暑さがピークを迎えるこの時期、三国では「夏盛り！！三国観光産業社長杯」が8月6日から4日間で開催。V候補筆頭はSG優勝6回の井口佳典。今年は年始から地元津の正月レースを制して好発進を見せたが、その後はここまで優勝はおろか優出も前述の1回に留まっており、らしくない走りが続いている。とはいえ実績、実力ともに抜けた存在であることに変わりはない。圧倒的な速攻力で久々の当地Vを狙う。2月平和島の関東地区選で優出（2着）の活躍を見せた齊藤仁も登場。約3年ぶりの当地参戦となるが、三国は通算勝率7.16をマークする得意水面だけにV争いからは外せない。今年に入り12優出4Vと好調モードで臨む当地周年覇者・池永太もV候補の一角。今期は7.24という勝率で参戦となる大峯豊は7月15日現在の近況も7.74と好リズムをキープ、安定した強さでV争いに加わる。当地前回の三国周年で優出（2着）と好走した船岡洋一郎も水面イメージは良く侮れない。準地元の山崎郡は2月尼崎の近畿地区選で待望のG1タイトルを獲得。G1覇者となって初の当地参戦となるためフォンの期待もおのずと高まる。