レース展望
BOATBoyカップ
- 6/10火
- 11水
- 12木
- 13金
- 14土
梅雨の憂さを吹き飛ばし、マスターズとルーキーズが火花を散らす!
「BOATBoyカップ」が6月10日から5日間で開催される。梅雨時だが、雨を切り裂く爽快なレースが開催される。今回の面白いところは、近年当地で開催されたプレミアムG1覇者が両方参戦していることだ。そう、2022年に開催した第23回マスターズチャンピオン覇者の上平真二と2019年に開催された第6回ヤングダービー覇者の永井彪也である。ベテランと若手それぞれの層が比較的はっきりしているため、どちらが今節の主導権を握るのか、大注目だ。地元の牙城を守るは武田光史。直近のGWレースでは優出こそならなかったものの、12走中6勝と十分な成績を残している。中村尊は今年3月・4月・5月、君島秀三は1月・3月・4月と優出が続いている。この流れに乗れば今月も優出か。若手だと、吉川貴仁は今年1月の当地一般戦で準優勝。SGやG1クラスのレースにも参戦し、腕を磨いている。上條嘉嗣も昨年8月の当地一般戦で優出している。
SERIES LEADERS
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武田光史
A1/3654/福井
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上平真二
A1/3737/広島
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君島秀三
A1/4137/滋賀
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上條嘉嗣
A1/4514/大阪
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永井彪也
A1/4688/東京
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吉川貴仁
A1/4926/三重
PICK UP RACER

武田光史
A1/3654/福井
武田光史が地元の牙城をがっちり守る!
今回ピックアップするのは、福井支部第72期の武田光史。長年にわたり福井支部長を務め、支部のまとめ役として活躍してきた。現支部長の金子貴志や中島孝平をはじめ、多くの後進を育て上げた福井支部を代表するレーサーの1人であり、名コーチでもある。弟子たちへの指導が厳しかったことから、一時は「三国の鬼軍曹」という愛称で呼ばれていたこともある。養成所時代を振り返って「自分は劣等生だった」と語る武田だが、1993年5月に養成所チャンプとして地元三国でデビューを果たすと、それから初1着・初優出・初優勝をすべて地元で達成。「地元への思い入れはものすごく強い。どこで負けてもいい。ここ(三国)で勝ちたい」と語るその姿からも、深い地元愛がうかがえる。ケガやスタート事故に苦しみながらも、デビュー4期目以降、現在に至るまでA級をキープ。その強さの一因は卓越した整備力だ。どれほど素性の悪いモーターでも決して諦めず、確実に立て直してくる。「地元の周年を一番取りたい。もうひと花咲かせたい」。そんな静かな闘志を胸に、今もなお走り続ける武田。前回のGWレースでは惜しくも優出を逃しただけに、今節こそ優勝を果たし、雪辱を期す。
全国過去3節成績
開催期間 | 競走タイトル | ボートレース場 | 節間成績 |
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データは前検日に更新いたします |
三国過去3節成績
開催期間 | 競走タイトル | 節間成績 | |
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データは前検日に更新いたします |